春の到来を祝う、インド3大の祭りホーリー
国籍、性別、年齢、カースト、貧富の差に関係なく色粉・色水をかけ合う、年に一度の無礼講。その日の服は色まみれ。
ルールは簡単。色を付け合いながらこう叫べばいい。
「ハッピーホーリー!」
「世界一クレイジー!」「尋常じゃなくエキサイティング!」「最後は皆ほぼゾンビw」
でも、いやだからこそ、我を忘れるほど無茶苦茶楽しい。
2017年は3月13日開催
ホーリーでカラフルインド文化体験を!
ホーリーの遊び方
事前の準備

ホーリーを思いっきり楽しむためには準備があった方がいい。防御と攻撃の準備がある。防御準備とは、汚れてもいい服装、もしくは記念にするための白い服や変装服などを着ること。攻撃準備とは、色の粉や水鉄砲・水風船を購入しておき、粉を水に溶いておくこと。これで準備完了!
当日の遊び方

ホーリーはいつ始まるのか。それはホーリー当日の朝、一歩外に出た時から。こっちの準備などおかまいなしに色が飛んでくる!子供達とは水鉄砲や水風船で応戦し、大人達とは粉を直接頭や顔に付け合いハグして春を祝おう。どちらも合言葉は「ハッピーホーリー!」
そもそもホーリーとは?
ホーリーの時期と習慣

毎年ヒンドゥ歴のパールグナ(2月~3月)の満月の夜に行われる。1日目は祝いの火でホーリカー(Holika)の人形を焼き、その夜に更に祝いの火を点ずる儀礼を行う。この時、司祭であるバラモンは年の初めの穢れをはらい、健康や幸運を祈る言葉を唱える。
2日目にカーストや性別に関係なく色粉や色水を直接、また水鉄砲や水風船でかけあう大騒ぎの祭りが催される。
参考文献:高橋明(2002)「ホーリー|Holi」p676『南アジアを知る事典』平凡社
写真:ホーリカー人形を焼く準備をする女性
ホーリーの歴史

ホーリーの起源は古く、文献ではさかのぼりきれないという。古典の文献には既に現代と変わらない風俗・習慣が描かれている。元来、ヒンドゥから生まれた祭りだがその後ヒンドゥ以外の南アジアに広がり、近年では欧米でも局所的に祝われるようになっている。
また現在、全世界的に行われているColor RunやColor me Radなどのイベントもホーリーをベースにしている。
参考文献:高橋明(2002)「ホーリー|Holi」p676『南アジアを知る事典』平凡社
写真:アメリカ合衆国ユタ州にあるラーダ・クリシュナ寺院でのホーリーイベント
ホーリーの伝説

昔ヒラニヤカシプという王は自らを神と自称する程慢していた。彼の一人息子プラフラーダだけが彼を神と認めず、王は息子を何度も殺そうとした。ヴィシュヌ神の加護でプラフラーダは生き延びた。
最後に火に入っても焼けない神通力を持つ叔母ホーリカーが彼を抱いて火に入った。火がおさまった時にできてきたのはプラフラーダだけであった。
参考文献:高橋明(2002)「ホーリー|Holi」p676『南アジアを知る事典』平凡社
写真:1800年代に描かれたクリシュナとラーダがホーリーを祝う絵
ホーリー参加時の注意点
とてつもなく色が付く!

色の付き方が半端じゃなくまず着ていた服は何度洗濯しようが元通りにはならない。肌についた色も普通に洗っていたのでは1週間から長いと完全に綺麗になるまで1カ月近くかかる。色水もどこから飛んでくるかわからないため機械類も危険。
対策①要らない服を着ていく、もしくは記念として汚れることを前提に着ていく。
対策②事前に体にココナッツオイルを塗りたくると、肌に着いた色は落ちやすくなる。
対策③基本的にカメラやケータイは持っていかない。持っていくなら幾重にも袋に入れる。
無礼講ゆえの暴力やセクハラが生じることもある。

ホーリーに限らずインドのお祭り時のエネルギーはとてつもない。中には飲酒したまま、薬物を使用したまま、参加する人たちもいる。ホーリーでも場所によっては騒ぎに乗じて暴力を振るってきたり、女性に対してセクハラにを働く人もいるのが事実。特に外国人として目立ってしまっているので猶更注意が必要。
対策①ホーリーを祝う地域を選ぶ。その地域の中でも安全な場所を選ぶ。
対策②1人では参加しない。特に女性の場合、男性と一緒に行動する。
ホーリー体験のお勧めスポット
クリシュナ神生誕の地、グリンダーバン

デリーより北に位置するグリンダーバンという街はクリシュナ神の聖地として有名。そしてももう一つ有名なのが、最も過激なホーリーが行われること。特にバンケ・ビハリ寺院の人の密集具合は半端じゃない。体験者は戦場と言う言葉を使うレベル。グリンダ―バンでのホーリー体験談はこちら。
お勧めの対象者:過激なホーリーを求める人、戦場と聞いてうずく人、激しいホーリーを写真に収めたいカメラマンなど。
ジャガンナート寺院の御膝元、プーリー

東インドはコルカタの南西、ベンガル湾沿いに位置するプーリー。インド人にはジャガンナート寺院があることで有名な町。ビーチも有名であり外国人観光客もゆっくり過ごし、インド人も家族連れで寺院への巡礼がてらビーチでのんびりしている。東インドだが米食が一般的で、雰囲気も穏やかな南インドのそれに近いと言われる。
お勧めの対象者:気兼ねなくホーリーを楽しみたい方、他の参加者と一緒に行きたい方、女性など。
ホーリー”体験”
プーリーが良い3つの理由
バイオレンスにならない治安の良さ

プーリーは町の雰囲気は基本的に穏やか。外国人旅行者も多いことから警察もバイオレンスは取り締まってくれる。適度なエキサイティングはオッケーでも、バイオレンスにはなりにくい土地柄!
日本人旅行者が集まるサンタナ・ロッジ

プーリーにある日本人宿サンタナ・ロッジ。3月は特に多くの日本人が集う。ホーリーでは買い出し、準備、ココナッツオイルのぬりっこなども皆で行う!なんと、事前のホーリー説明会まで催される。
500キロ続くビーチがある

プーリーには500キロ続くビーチがある。ホーリーで全身カラフルになりつつ、皆でビーチを目指す。ビーチでは日本人同士で色を塗り合い、最後は海に皆でドボン!ホーリー後、ビーチBBQも行うのが恒例。
ホーリーお勧め動画
見てて純粋に楽しくなるホーリー動画
スローモーションで格好いいホーリー動画
番外編ホーリー動画
編集も凄い!アメリカのホーリー動画
ホーリーならではのドッキリ動画
2016年ホーリー@プーリー参加概要

- 日程
- 料金
ホーリー@プーリー参加までの旅
プーリーまでのアクセス

プ―リーまで行くために利用されるインドの国際空港は主に以下の二つ。デリー国際空港とコルカタの国際空港。
日本から直行便もあるデリーからプーリーに行くためには国内線を使うことが一般的。デリーからプーリー最寄りの空港ブバネシュワルまで約二時間のフライト。ブバネシュワルの国内空港からプリーまではタクシーで1時間半程。
一方、経由便でコルカタまで到着した場合は国内線でブバネシュワル、もしくは夜行列車でプ―リーを目指すことも可能。夜行列車の場合約9時間。アクセスの詳細はこちらから。
チケット手配やオーダーメイドツアー

サンタナトラベルでも日本の各空港からプリー近くの空港ブバネシュワルまでの国際便や国内便、各種列車のチケットの手配も行っております。
またインド渡航に合わせてのデリーやアグラ、バラナシやカルカッタなどの宿の手配や観光を含む旅行のオーダーメイドツアーのサポートも行います。
出発地やご希望の日程、プラン、人数などを銘記の上、下記メールアドレスまでご連絡ください。サンタナトラベル代表メールアドレス:info@santana-travel.com
春の到来を祝う、インド3大の祭りホーリー
国籍、性別、年齢、カースト、貧富の差に関係なく色粉・色水をかけ合う、年に一度の無礼講。その日の服は色まみれ。
ルールは簡単。色を付け合いながらこう叫べばいい。
「ハッピーホーリー!」
「世界一クレイジー!」「尋常じゃなくエキサイティング!」「最後は皆ほぼゾンビw」
でも、いやだからこそ、我を忘れるほど無茶苦茶楽しい。
2017年は3月13日開催
ホーリーでカラフルインド文化体験を!
ホーリーの遊び方
事前の準備

ホーリーを思いっきり楽しむためには準備があった方がいい。防御と攻撃の準備がある。防御準備とは、汚れてもいい服装、もしくは記念にするための白い服や変装服などを着ること。攻撃準備とは、色の粉や水鉄砲・水風船を購入しておき、粉を水に溶いておくこと。これで準備完了!
当日の遊び方

ホーリーはいつ始まるのか。それはホーリー当日の朝、一歩外に出た時から。こっちの準備などおかまいなしに色が飛んでくる!子供達とは水鉄砲や水風船で応戦し、大人達とは粉を直接頭や顔に付け合いハグして春を祝おう。どちらも合言葉は「ハッピーホーリー!」
そもそもホーリーとは?
ホーリーの時期と習慣

毎年ヒンドゥ歴のパールグナ(2月~3月)の満月の夜に行われる。1日目は祝いの火でホーリカー(Holika)の人形を焼き、その夜に更に祝いの火を点ずる儀礼を行う。この時、司祭であるバラモンは年の初めの穢れをはらい、健康や幸運を祈る言葉を唱える。
2日目にカーストや性別に関係なく色粉や色水を直接、また水鉄砲や水風船でかけあう大騒ぎの祭りが催される。
参考文献:高橋明(2002)「ホーリー|Holi」p676『南アジアを知る事典』平凡社
写真:ホーリカー人形を焼く準備をする女性
ホーリーの歴史

ホーリーの起源は古く、文献ではさかのぼりきれないという。古典の文献には既に現代と変わらない風俗・習慣が描かれている。元来、ヒンドゥから生まれた祭りだがその後ヒンドゥ以外の南アジアに広がり、近年では欧米でも局所的に祝われるようになっている。
また現在、全世界的に行われているColor RunやColor me Radなどのイベントもホーリーをベースにしている。
参考文献:高橋明(2002)「ホーリー|Holi」p676『南アジアを知る事典』平凡社
写真:アメリカ合衆国ユタ州にあるラーダ・クリシュナ寺院でのホーリーイベント
ホーリーの伝説

昔ヒラニヤカシプという王は自らを神と自称する程慢していた。彼の一人息子プラフラーダだけが彼を神と認めず、王は息子を何度も殺そうとした。ヴィシュヌ神の加護でプラフラーダは生き延びた。
最後に火に入っても焼けない神通力を持つ叔母ホーリカーが彼を抱いて火に入った。火がおさまった時にできてきたのはプラフラーダだけであった。
参考文献:高橋明(2002)「ホーリー|Holi」p676『南アジアを知る事典』平凡社
写真:1800年代に描かれたクリシュナとラーダがホーリーを祝う絵
ホーリー参加時の注意点
とてつもなく色が付く!

色の付き方が半端じゃなくまず着ていた服は何度洗濯しようが元通りにはならない。肌についた色も普通に洗っていたのでは1週間から長いと完全に綺麗になるまで1カ月近くかかる。色水もどこから飛んでくるかわからないため機械類も危険。
対策①要らない服を着ていく、もしくは記念として汚れることを前提に着ていく。
対策②事前に体にココナッツオイルを塗りたくると、肌に着いた色は落ちやすくなる。
対策③基本的にカメラやケータイは持っていかない。持っていくなら幾重にも袋に入れる。
無礼講ゆえの暴力やセクハラが生じることもある。

ホーリーに限らずインドのお祭り時のエネルギーはとてつもない。中には飲酒したまま、薬物を使用したまま、参加する人たちもいる。ホーリーでも場所によっては騒ぎに乗じて暴力を振るってきたり、女性に対してセクハラを働く人もいるのが事実。特に外国人として目立ってしまっているので猶更注意が必要。
対策①ホーリーを祝う地域を選ぶ。その地域の中でも安全な場所を選ぶ。
対策②1人では参加しない。特に女性の場合、男性と一緒に行動する。
ホーリー体験のお勧めスポット
クリシュナ神生誕の地、グリンダーバン

デリーより北に位置するグリンダーバンという街はクリシュナ神の聖地として有名。そしてももう一つ有名なのが、最も過激なホーリーが行われること。特にバンケ・ビハリ寺院の人の密集具合は半端じゃない。体験者は戦場と言う言葉を使うレベル。グリンダ―バンでのホーリー体験談はこちら。
お勧めの対象者:過激なホーリーを求める人、戦場と聞いてうずく人、激しいホーリーを写真に収めたいカメラマンなど。
ジャガンナート寺院の御膝元、プーリー

東インドはコルカタの南西、ベンガル湾沿いに位置するプーリー。インド人にはジャガンナート寺院があることで有名な町。ビーチも有名であり外国人観光客もゆっくり過ごし、インド人も家族連れで寺院への巡礼がてらビーチでのんびりしている。東インドだが米食が一般的で、雰囲気も穏やかな南インドのそれに近いと言われる。
お勧めの対象者:気兼ねなくホーリーを楽しみたい方、他の参加者と一緒に行きたい方、女性など。
ホーリー”体験”
プーリーが良い3つの理由
バイオレンスにならない治安の良さ

プーリーは町の雰囲気は基本的に穏やか。外国人旅行者も多いことから警察もバイオレンスは取り締まってくれる。適度なエキサイティングはオッケーでも、バイオレンスにはなりにくい土地柄!
日本人旅行者が集まるサンタナ・ロッジ

プーリーにある日本人宿サンタナ・ロッジ。3月は特に多くの日本人が集う。ホーリーでは買い出し、準備、ココナッツオイルのぬりっこなども皆で行う!なんと、事前のホーリー説明会まで催される。
500キロ続くビーチがある

プーリーには500キロ続くビーチがある。ホーリーで全身カラフルになりつつ、皆でビーチを目指す。ビーチでは日本人同士で色を塗り合い、最後は海に皆でドボン!ホーリー後、ビーチBBQも行うのが恒例。
ホーリーお勧め動画
見てて純粋に楽しくなるホーリー動画
スローモーションで格好いいホーリー動画
番外編ホーリー動画
編集も凄い!アメリカのホーリー動画
ホーリーならではのドッキリ動画
2016年ホーリー@プーリー参加概要

- 期間
- 3月22日:説明会
3月24日:ホーリー当日
3月26日:ホーリー打ち上げBBQ(予定) - 料金
- ・ホーリー参加費無料!
・色粉や水鉄砲は各自負担 色粉100g、15Rs(30円程)~
・宿泊費 サンタナロッジ:一泊250Rs(500円程)
ホテルサンタナ:一泊500Rs(1000円程)~
・打ち上げBBQ参加費:350Rs(700円程) - 料金に含まれるもの
- サンタナロッジ宿泊(宿泊費、朝・夕食、朝・夕のチャイ)
ホテルサンタナ宿泊(宿泊費)
BBQ時(異動費・食費) - 料金に含まれないもの
- プリーまでの移動費、上記に含まれないもの、BBQ時のドリンクなど。
ホーリー@プーリー参加までの旅
プーリーまでのアクセス

プ―リーまで行くために利用されるインドの国際空港は主に以下の二つ。デリー国際空港とコルカタの国際空港。
日本から直行便もあるデリーからプーリーに行くためには国内線を使うことが一般的。デリーからプーリー最寄りの空港ブバネシュワルまで約二時間のフライト。ブバネシュワルの国内空港からプリーまではタクシーで1時間半程。
一方、経由便でコルカタまで到着した場合は国内線でブバネシュワル、もしくは夜行列車でプ―リーを目指すことも可能。夜行列車の場合約9時間。アクセスの詳細はこちらから。
チケット手配やオーダーメイドツアー

サンタナトラベルでも日本の各空港からプリー近くの空港ブバネシュワルまでの国際便や国内便、各種列車のチケットの手配も行っております。
またインド渡航に合わせてのデリーやアグラ、バラナシやカルカッタなどの宿の手配や観光を含む旅行のオーダーメイドツアーのサポートも行います。
出発地やご希望の日程、プラン、人数などを銘記の上、下記メールアドレスまでご連絡ください。サンタナトラベル代表メールアドレス:info@santana-travel.com