旅人の交差点サンタナ・ゲストハウスで、長期インターンシップ生募集

 宿運営×イベント開催×新規プロジェクト提案

インドで働いてみる、という経験をしてみませんか。デリー・バラナシ・コルカタ・プリーに日本人向けゲストハウスを展開するインド・サンタナグループが長期インターンシップを開始します。旅人の出会いの交差点で、長期旅行者に安心と楽しみを提供するお仕事です。長期間の海外インターンシップで自分を見つめ、成長する機会を探している方、まずはお問い合わせください。
勤務期間は、2014年11月初旬～2015年3月中旬までです。

インドで働いてみませんか？

インドにどっぷり浸かり働く！
半端じゃない出会いの数！
滞在費・食費　無料！

ある人は世界遺産に惹かれて、ある人はヨガの修行のために、ある人は「呼ばれたから」とインドに足が向く。距離感が近いインドの人とのコミュニケーションを楽しみ、美しい自然や建物に感心し、インド料理に舌鼓を打ち、時に訪れた者の人生観すら変える国。ただ時に、その騒がしさ・騒々しさに嫌気がさし、強引な客引きとケンカになり、そしてスパイスの効いた食に疲れてしまうこともある。そんな旅人が、安心感と日本語・日本食、日本の旅の友との出会いを求めて集う場所。サンタナ・ゲストハウス。

60年近く聖地プリーで日本人向けゲストハウスを運営していたサンタナ・ファミリー。当初は西洋人なども多かったが顧客はどんどん日本人に。今では顧客の98%は日本人であり日本人バックパッカーのためのサービスを充実させてきた。近年、旅人達に乞われ、日本人向けゲストハウスを北インドにチェーン展開。旅人の玄関口であるデリー、ガンジス川が有名なバラナシ、マザーテレサの眠るコルカタ、そして、ヒマラヤ山脈が眼前のネパールポカラ。

今回、インドの各サンタナ・ゲストハウスでは住み込みのスタッフを募集します。日本人の旅人の、インドとの出会いを良くするための休憩地点として。旅人同士の出会いをより促進する遊び場として。各ゲストハウスや日本とインドをつなぐ活動の拠点として。そんなゲストハウスを一緒に作っていくインターン生を募集します。

「実際に宿を作っていったのは日本人の旅人です。日本人にとって良い場所を作ってくれてありがとうと言って昔の旅人が、ボットン式トイレを水洗にするサポートをしてくれた。ゴザで寝ていた頃にベッドを導入してくれたお客さんもいた。ネットが普及した頃にノートPCを何台も寄付してくれたお客さんもいた、今頃ネットカフェくらいあった方がいいと言って。昔のお客さんたちがより良くしてくれた場所。私たちはただ守っているだけ。」

実際に例えばサンタナ・ロッジは2014年5月現在、宿代と朝夜二食にチャイも二杯付いて一人195ルピーという世界でも有数のコスト・パフォーマンスが自慢。朝ごはんはパンとスープが付いてくるのだが、スープは野菜たっぷりだしパンは何と手作り。このスープも手作りパンもレシピは日本人旅行者が残していってくれた遺産である。スパイスの効いた食事に疲れた日本人のための、インドにある食材で作る数々の日本食も立ち寄った日本人たちが残して行ってくれたものだ。

特に、プリーのサンタナ・ゲストハウスは長いことあって多くのボランティアが活動してきた。
併設する学校に日本語教師として派遣されていた当時学生だった久留比はブログにこのように残している。

「数多くの活動に数多くの失敗や挫折はつきものでした。そこでなにより代えがたいのが失敗したときや挫折した時にそばにいてくれた仲間です。言ってしまえば業務は他の人にも出来たかも知れません。でも僕と出会った人、一人一人との人間関係は僕にしか経験できないことです。共に励まし合い、時にはぶつかり、苦楽を共にした仲間が出来たことが一番の喜びなのです。

大きな喜びはもう一つあります。それは自分を見つめ直し、成長出来たことです。誰しも他人には知られたくない側面があると思います。でも、その自分の弱い部分をまずは自分自身が知ってあげなくてはなりません。この4カ月での全ての経験を通していままでよりもずっと自分のことを知ることができたと思っています。」

こうした、ボランティア活動をしてきた若者たちとの日本での再会も楽しみだとフォクナ・ダッシュは言う。
特に9月の末に東京で催される日本最大規模のインドの祭典、ナマステ・インディアでは多くのメンバーが一堂に集う。

「1年に1回くらい日本に行きます。その時に一緒に働いてくれた仲間やお客さん達と出会うのが楽しくて頑張っているようなもの。」

お客さんのほとんどが日本人であっても異国のゲストハウスにおいて働くのは楽しいだけではない。特に多くの日本人の若者にとって住み込みで働くという公私の境界が分けにくい環境は想像していたより厳しいこともあるようだ。

2013年から2014年にかけてデリーのスタッフをしている中本はこう話す。

前に旅行者としてプリーのサンタナに泊まりました。色々な人が来るしゲストハウスって面白そうだなと思っていた。一度サンタナ・ロッジでゆきさん（現バラナシ管理人）に出会い、デリーのサンタナのスタッフ募集を聞いてすぐに連絡しました。ワーキングホリデーに行こうと思っていたけど、その前にゲストハウスで働きたいと思ったんですよ。日本でも色々な出会いはあるけど、学生である私にとって他の学生にインドで自分は働いている環境で出会うってのがとても面白い。日本のバイトならお金は貯まるかもしれないけど、こんな出会いはお金では買えない。そうやって出会い仲良くなったお客さん達との日本での再会も楽しみです。
大変なのは朝起きて部屋を出てお客さんに会えばすぐに仕事になってしまうところ。住み込みだからしょうがないんでしょうけど。後は、インド人のスタッフと日本人のお客さんなどとの間に挟まれるような状況に立つ時はちょっと大変だと思います。でも、そういった経験をするために来たんですけどね（笑）。
一番楽しいのは学生シーズンに業務後に学生のお客さん達と一緒にお酒を飲んだこと。シーズン中は毎日のように飲んでました。ワイワイやるのもいいですが、時に1対1でゆっくり語るのも面白い。」

この他、以下のような体験談がある。

大学休学中にスタッフをしていたカズの体験談

宿代やご飯代などが無料なのはホントに助かったです。とにかく出会いの数がハンパないです！
年上も年下も色んな人が来ますので色々な話を聞くことが出来ました。
空いた時間に観光出来ましたのでパハールガンジーについてずいぶん詳しくなりましたね。
あと宿に麻雀があってお客さんとかスタッフとワイワイ楽しかったです(笑)
僕の業務は掃除、調理補助、レセプション業務でした。仕事は２秒で覚えらます。
圧倒的な経験値を君も手に入れようっ

同じく大学休学中にスタッフをしていたシーズーの体験談

大学3年生の時に休学してサンタナでスタッフをしていました。
将来ゲストハウスを経営したいからその勉強になればいいなって思ったのと、他のスタッフやサンタナのあったかさに惚れからです。
私の場合はキッチン業務、レセプション業務、それから買い出しなんかが主な仕事でした。
買い出しはスタッフ同士で男気ジャンケンして、勝った方が行ける権利を勝ち取っていましたね(笑)
これからインターンを希望する人、特に女の子向けのメッセージです。
食堂のおばちゃんをしている気分で嫁入り修行にもなりますよ！
インドのおばちゃん達に混じって食材買ったり、限られた食材でみんなが喜ぶご飯作れるか工夫したり、こんな素敵な経験なかなかできませんよ！
迷って後悔するなら、とりあえずやってみろ！

スタッフからのメッセージとしてデリー・スタッフのたっちゃんの声

日本のことが嫌いだと言われたら、あなたはどう思いますか？
僕は嫌です。悪いところもあるけれど、いっぱい良い所もあるのを見てほしいと思います。
「居心地が良くて安全でなおかつ安価な場所を提供して、色々な所を見てもらってインドを好きになって帰って欲しい」これがいま、僕達が母国から遠く離れたインドにいる理由です。
短期旅行者や仙人みたいな人、ビジネスマン、起業家、学生もデリーでは様々な人が集まります。
ゲストハウスに興味のある人、インドで企業したい人、夢を探している人、喋るのが好きな人、色んな人と話して刺激を受けられるチャンスです。
ただいまサンタナは仲間募集中！一緒にやろう！

実は今までは各宿で別々にボランティア・スタッフを募集していた。しかし今回はインターン生として同時募集で研修も導入する。他のスタッフとのつながりがあった方が良いという現場からの声もあったからだ。上司にあたる各拠点の管理人やインド人スタッフの他に同期という横のつながりが欲しいというものだった。システムとしては、最初にプリーに全拠点のインターン生に一度集まってもらい研修を行う。ボランティア・スタッフのみの連絡網も作成する。その後、各拠点に移動してもらい勤務、数か月後にも一度集まる機会を作る。最後に再度プリーに集ってもらい、イベントの開催報告と、新規プロジェクトのプランの発表会を行うというもの。

2012年まではプリーのみのゲストハウスだったが、お客さんに乞われ続け重い腰を上げたサンタナ。立て続けにコルカタ、デリー、ポカラ、バラナシとゲストハウスをオープンしたという経緯がある。それぞれバックパッカーとしてサンタナ・ロッジを訪ねたことがあるメンバーと共に立ち上げた。

コルカタはエジプトでツアーガイドの経験が豊富な杉田が（上記写真、右から３番目）、

デリーはバックパッカーだった、ちーちゃんとたっちゃん（上記写真左から、たっちゃん、ちーちゃん）が、

ポカラはネパールが大好きなゼン・もみじ夫婦が、

バラナシは世界一周しようとしてアジアで期間が終了した、ユキ（上記写真、手前右）が管理している。

それぞれ地域によって多少趣は異なるが、インドやネパールを訪れる日本人に安心と出会いを提供しようという理念は共通している。そしてそれぞれの管理人が個性豊かすぎることも共通だ。歴史的に言うと、サンタナとは先代の社長がプリーを訪れる外国人のための、簡単な洋食を提供するレストランから始まった。それは今から６０年ほど前にも遡る。そこから４５年ほど前から日本人のための宿として生まれ変わった。その息子たちの代になり、現地インド人のための小学校やNGO、ホテルやバーの運営と活動を広げてきた。そしてこの２年で一気に日本人宿をチェーン展開していったというのが簡単な歴史になる。今後も日本とインドをつなぐビジネス・社会活動に邁進していく。

今後の新たなプロジェクトについて若い人たちからのアイデアを聞いて見たいというのが学生を優遇する理由である。日本人向けゲストハウスのチェーン展開というのは恐らく歴史上なかったことだろう。「その中でより日本人により安全と楽しみを提供するには何ができるかを考えつつ業務にあたって欲しい。多くの旅行者との出会いを楽しみつつ、同時に経営として成り立たせるための厳しさも身に着けてくれれば」とフォクナは語る。

 サンタナ・ゲストハウス募集要項

募集職種

デリー・バラナシ・コルカタ・プリーのゲストハウスのヘルパー

雇用形態

住み込みのボランティア・スタッフ

待遇

滞在費用と食事、飲料水を提供

仕事内容

ゲストでのおもてなし、受付業務、予約管理、電話対応、PR活動など

勤務期間

2014年11月初旬～2015年3月

勤務時間

8:00～22:00の間でシフト制になります。
※勤務場所・状況によって異なります

応募資格

11月初旬までにプリーに来ることが可能な人、コミュニケーションを積極的にとれる方、基本的なパソコンスキルのある方（ワード、エクセル、メール、SNSなど）、学生優遇。求める人物像：ひととの出会いが好きな方、自分と考え方が違う人とも対話していける人、自ら考え行動できる方。 ウェブデザイン、プログラミング、動画の編集が得意な方、カメラが得意などの方も歓迎です。また上記の時期以外でのスタッフ希望などに関してはお問い合わせ下さい。身につくもの：様々な人と働くことでの多様性、サービス業の基礎、ゲストハウス経営初級、細かいことでくよくよしなくなる、幸せのレベルが小さくなる、日本の良さが身にしみる、インド料理、一生涯の友ができる(かもしれない)。お客さんのほとんどが日本人ということで、日本人同士がどのようにくつろぎ交流できる場にできるか、インドの文化にどのように触れて楽しんでもらうか、またそういった活動をどのように日本にいる人たちに伝えるかという活動も重要になっています。インド・サンタナグループは、インドと日本との豊かな出会い、旅人同士の交流、これからインドを訪れる日本人との新たな出会いを大切に共に考え行動してくれる方を求めています。これから60年間の歴史を持つサンタナの歴史に新たな交流の在り方を手探りで作り上げていきます。

募集期間

2014年7月～10月初旬

採用予定人数

5名

選考プロセス

下記よりエントリーください。
サンタナ・ゲストハウスで長期インターンシップ申込みフォーム↓書類選考（エントリーシート送付）↓スカイプ面接↓選考↓

採用

応募は採用人数に達し次第締め切らせていただきます。

次の選考ステップに進まれる方のみご連絡させていただきます。

取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。

不採用理由についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。